2020年10月28日水曜日

気持ちをこめて「来てください」

 3年生は、国語の学習で、お家の方に渡す体育的学習発表会の招待状を書きました。正式な手紙は普段書く手紙と書き方が違うことを学び、手本をよく見て丁寧に取り組む子供たちの姿が見られました。また、招待状にどのようなことを書けばよいか考えたときには、日時や場所の他に、「たくさん練習を頑張ったことを伝えたい!」「1番見てほしいポイントを教えたい!」など、体育的学習発表会に対する思いもたくさん出てきました。より一層意欲を高めるきっかけになったと思います。

上級生としての2年生

 今年度は、1年生となかよし班で出かける動物園見学は中止となってしまいました。そこで、動物について図鑑で調べたことをカードにまとめ、1年生に発表することにしました。カードを作っているときには、「1年生に図鑑の言葉は難しいから、簡単な言い方はないかな?」「1年生にも読めるように、平仮名で書いてあげよう。」と、2年生なりに工夫をして発表の用意をしていました。動物調べ自体も、もちろん2年生の学習になります。しかし、それ以上に1年生という相手の立場を考え、上級生としての意識をもつことが、2年生の成長につながったと思います。

2020年10月20日火曜日

4年生 学級活動「新型コロナウイルスに負けない方法を考えよう」 日本赤十字社作成の「新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう」の資料を活用し授業を行いました。 3つの顔とは「病気」「不安」「差別」です。これを伝えた時、子供たちからは納得という反応がありました。病気だけでもこわいのにさらに「不安」「差別」もあると考えると、ますます不安が募ります。でも、中には「差別」って何?という反応の子供たちもいました。そこで、9月に子供たちからとったアンケートの中に書かれていた「新型コロナウイルスについて心配なこと」についてどれが「不安」で、どれが「差別」なのか分類し、自分たちの心の中のもやもやは何であったか理解しました。 続いて、「病気」「不安」「差別」がつながって負の連鎖となり、新型コロナウイルスが力を付けていくことを知らせ、新型コロナウイルスに負けない方法を話合いました。 「病気」に対しては、マスク、手洗い、消毒、三密をさけること。 「不安」に対しては、「家族や友達に相談する。」「楽しい事を考え笑うようにする。」「正しい知識をもつ。」 「差別」に対しては、「登校したらいつも通りに接する。」「仲間外れをしていたら注意する。」 1組も、2組も上記以外にも多くの方法を考えていました。今回話し合ったことを生かして、今後も安心して学校生活をおくっていってほしいと考えています。

2020年10月10日土曜日

5年生 国語科「どちらを選びますか」

国語科「どちらを選びますか」の学習では、異なる立場同士でチームに分かれ、討論を行いました。この日は、「校長先生が家で飼うなら、犬かねこか」というテーマのもと、白熱した討論会となりました。犬チームもねこチームも、より説得力のある主張をしようと一生懸命発言を重ねていきます。自分の経験談を交えて話す人、魅力を伝えようと資料となる本を活用する人、様々な工夫を凝らした主張の末・・・今回の討論会で「より説得力がある!」と校長先生が選んだのは、ねこチームでした。少人数のチームながらも、校長先生の悩みや要望に寄り添う主張を多く発表したことが理由だったそうです。どちらのチームも互いに称え合う程、有意義な討論会となりました。  本日予定していた公開授業は残念ながら延期となりましたが、24日の公開授業の際に、5年生は学級討論会を開催する予定です。それぞれの学級で話し合って決定したテーマについて、さらに白熱した討論を繰り広げることでしょう!一人一人が「言葉の力」を高めて、伝え合う楽しさを感じていってほしいと思います。

2020年10月2日金曜日

6年生 国語「私と本」

国語「私と本」の学習で、ブックトークを行っています。自分と本との関わりを振り返る中で、特に心に残った本のテーマに着目しながら、一人2冊の本を紹介しました。「絆」「動物の立場でかかれているもの」「主人公が中学生」「冒険」「家族」「言葉」など、テーマは多岐に渡っていて、子供たちも興味津々にお互いの発表を聞いています。 秋も深まり、いよいよ読書の秋が始まります。友達が紹介してくれたことをきっかけに、様々なジャンルの本に興味をもつ児童が増え、多様な見方や考え方にふれることができる機会になりました。